はじめに

最近アロマセラピーやオイルマッサージを受けるのが好きな方にわたしの施術を初めて受けていただく機会に恵まれました。

その方たちが口をそろえておっしゃるのが

「変わったマッサージですね、今まで受けたことのない感じです (*‘∀‘) ”」

今回はわたしが提供しているマッサージセラピーについてご紹介したいと思います。

 

「マッサージセラピー」聞いたことがありますか?

現在の日本ではオイルを使ったマッサージというのは大きく分けて2種類あります。

ひとつは精油を皮膚から吸収させることを目的としたアロマセラピーの全身トリートメント。

もうひとつは痩身や美容を目的としたエステです。

どちらも、西洋で発展してきたものが日本に輸入されました。

 

一方で、北米で主流になっているマッサージセラピー、それを提供するマッサージセラピストと呼ばれる方々がいます。

 

こちらはオイルを使って本格的に筋肉にアプローチすることを目的に発展したものです。日本でいう柔道整復師や按摩マッサージ指圧師のような専門的な職業に分類され、定められた時間を専門機関で学び資格をとる必要があります。

 

わたしはこの本場であるニューヨークで学びを修了し認定を受けた國分利江子さんから直々に学びこの技術を身につけました。

 

日本でマッサージセラピーを提供するセラピストはまだごくわずか。これが「今まで受けたことがない」と言われる理由のひとつです。

 

マッサージセラピーの特徴

少ないオイルが生み出す効果

オイルがつるつる~♪ とすべる一般的なオイルマッサージとは異なり、マッサージセラピーで使うオイルは少量です。施術後にタオルでふき取る必要がないほど、オイルはほぼ皮膚に吸収されてしまいます。

 

オイルの使用が少ないことによって摩擦がうまれるので筋肉の深いところまで届く圧がつくれます。また手がクライアントの肌にタコの吸盤のようにくっつくので温かく心地よいタッチを感じていただくことができます。過去には手で施術されてますよね?なにか温かいものを当てられているかと思いました!と感想をのべてくれたクライアントもいました。

 

オイルをたくさん使うオイルマッサージとは一味違う満足感や魅力を感じていただけると思います。

 

真っ白な施術プランからのスタート

実はオイルマッサージの施術には手順が決まっていることがほとんどなのですが、マッサージセラピーには手順がありません。

 

白紙の状態から、クライアントの身体の状態を伺ってその場で施術プランを立てます。

それを支えているのが筋解剖学の知識。

学んだ教科書は「ボディナビゲーション」。けっこう分厚いのですよ。

骨や筋肉、付着部、動きを学びます

筋肉を皮膚から近いところから深いところへどのような順番で重なっているか学びます。

知識を頭に入れた後に実際のからだに触れて、筋肉を手で感じて体感としてみにつけていくという練習を何度も繰り返していきました。

 

基礎ではありますが専門的なことを学んだことで、緊張している筋肉を特定し施術すべきポイントを瞬時に判断する技術、またクライアントから「腕を横に挙げるときに違和感があります」と言われれば、その動きに関わっている骨と筋肉を特定して違和感の原因になっている部分を探り緩める技術が身についています。

 

痛みを取り除く、治すというのはわたしの仕事の範疇を超えることですが、クライアントからは施術後に痛みや違和感が和らぐ、施術を受けた翌日にとても体が軽くそれが持続するという声もいただいています。これもひとえに筋解剖学を学んだおかげです。

 

深いけど痛くない圧の秘密

セラピストの多くが腰痛を抱えながら仕事をしているということをご存知ですか?

アロマセラピーやエステはもともと皮膚をターゲットにした施術方法なので、そのままの方法で強い圧をつくりだそうとするとセラピストのからだに負担をかけてしまうことがあります。実際、わたしが以前勤めていたサロンではスタッフほぼ全員が腰にコルセットを巻いて仕事をしていました。

 

一方、マッサージセラピーははじめから筋肉の深部に働きかけられる強い圧をつくり出すことを前提にしているのでセラピストのからだを効率よくつかうことが技術の中に含まれています。

介護や医療の現場で患者さんなどを移動させるときに使われている技術でボディメカニクスと呼ばれています。からだの構造や重心移動を利用して最小の動きで最大の力を発揮する技術です。これを施術の姿勢と動作に用いて応用しています。

 

 

からだを安定させて腕の力ではなく足で床を押す力と重心の平行移動によって圧をつくりだします。

 

ボディメカニクスについてはここでは詳しくお話しませんが、これをつかっているセラピストの施術姿は本当に美しいです。まるで踊る武道ようなのです。そして、この姿からう生みだされる圧はとーっても気持ちがいいのです。筋肉の奥まで入ってくるけど痛みがない。この心地の良い深い圧を一度体験したらおそらく忘れられないと思います。

 

まとめ

いかがでしたか?「変わったマッサージ」の理由がつかんでいただけたでしょうか?

触れらることで初めて体験することのできるマッサージには言葉で説明しきれないことがたくさんあります。

百聞は一見にしかず、ならぬ「百聞は一触にしかず」。

マッサージセラピー受けてみたいな!と感じたらぜひこの魅力を体験しにきてくださいね(^^)

 

<参考文献>

オイルをつかったマッサージの歴史と日本の現状、ボディメカニクスについてなどが書かれています。腰痛など職業病に悩むセラピストにもおすすめの一冊です。

◇ 國分利江子 著「マッサージセラピーの教科書」(Amazon webサイトへ)

◇ BMSマッサージセラピースクールwebサイトへ

 

◇「ボディナビゲーション」(Amazon webサイトへ)

 

※この記事では多くの方に伝わりやすいように、一般的に広く使われている「マッサージ」という言葉を用いさせていただきました。