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瞑想をはじめて変化したこと

わたしが瞑想をはじめたのは2008年ころです。

今ではマインドフル瞑想などテレビや雑誌で扱われるくらいメジャーになってきましたが

その頃はまだ宗教のような印象が一般的に強かった時代でした。

最初のころは、BMSスクールで学んだ方法で行っていました。

あぐらの姿勢で背筋をまっすぐに伸ばして座ります。

尾骨から大地にエネルギーを降ろすように、

頭頂から宇宙にエネルギーをつなげるように呼吸をして

背骨がまっすぐ一本の光の柱になるようなイメージで呼吸を深めます。

そして、第一チャクラ、第二チャクラ…と

チャクラごとに呼吸を通していく方法で行っていました。

この方法は、チャクラの部分に意識をもっていくので

同時にからだを意識することになります。

わからないながらも、毎日続けているとその日のからだの調子や

集中の度合いによってこころの状態の違いが感じられるようになりました。

2~3か月、瞑想の前に太陽礼拝をして続けていたら

朝からイライラすることがなくなり、

すっきり起床できるようになっていることに気がつきました。

長年悩んできた「朝の不機嫌」からさよならすることができました。

 

さらなる発見

しばらくは、スクールで習った方法で満足してそれを続けていたのですが、

(本当のことを言うと、しばらくさぼっていた時期もありました。笑)

2015年ころからはインドのヨギであるヨガナンダが設立した団体

SRF(セルフリアライゼーションフェローシップ)の体操・呼吸法・瞑想法を

はじめました。

それまでは、なんとなく気持ちがいいから、調子がいいからという動機で

続けていたのですが、これを機会にさらなる成長のための取り組みとして

本格的に習慣にしていきました。

 

日々の日課として確実に続けていると、朝の瞑想がその日一日の状態を決めている

ことに気づき始めました。

瞑想をした日は仕事のパフォーマンスが上がります。

時間がないからといって瞑想をパスした日と比べるとその違いは明らかです。

そのことに気がついてからは、忙しくても、面倒に感じても

瞑想ありきで一日をスタートするようにしています。

 

忙しいビジネスマンの方は、朝の15分、そんな時間ない!と感じるもしれませんが、

この15分がその日の仕事のパフォーマンスを左右するとしたら

決してもったいない時間の使い方ではないと思います。

 

やってみよう

瞑想を続ければ続けるほどその素晴らしさに触れているので

ぜひみなさんにもそれを体験していただきたいと思います。

瞑想とひとことで言っても、さまざまな方法がありますし、

目的によって違いも出てくると思います。

 

今回は、瞑想をするのが初めての方でもできる

一番簡単な呼吸に意識を向ける方法をご紹介します。

① まずは、椅子か床の上に座ります。床の場合はあぐらがいいでしょう。

② 背骨をお尻から頭までまっすぐに伸ばします。

③ 目の周りや目の奥、顎の筋肉などの力を抜き、お腹の筋肉をゆるめます。

④ からだがリラックスして落ち着いていることを確認してください。

⑤ からだが心地よいことろにおさまったら、呼吸に集中していきます。

⑥ 息を深くはきます。数をかぞえてもいいですし、「はく~」と心の中で唱えてもOKです。

⑦ 息をはききったら、深く吸います。同じように数でも「すう~」でもOKです

⑧ できるだけ深い呼吸を意識して20分続ける気持ちで行ってください。

⑨ 意識が散漫になったら、また呼吸に意識を戻します。

⑩ これを20分間繰り返します。

 

はじめのうちは20分続けられないかもしれません。

まずは5分からはじめて少しずつ時間を延ばしていきましょう。

ただし「20分続ける」という意識を持つことで、

その時間は呼吸のことだけに集中するとこころとからだに宣言することになるので

集中力が維持しやすくなります。

また、おすすめは眠くない時間帯、空腹時に行うこと。

短い時間でも毎日行うことが大切です。

 

可能であれば、はじめは瞑想を誘導してくれる人の元のところで行うと

その感覚がつかみやすいです。

youtubeなどでよいものを探してもいいかもしれません。

(後ほど、わたしもおすすめできるものを探してみます!)

 

瞑想は長さではなく、意識を戻すこと

人によっては座ってじっとしているのが苦手な人もいると思います。

はじめは意識が散漫になって集中するのが難しいかもしれません。

科学的な視点からみると、呼吸に集中できている時間の長さではなく、

散漫になった意識を呼吸に戻すことで瞑想の効果が現れるそうです。

「スタンフォードの自分を変える教室」に参考になることが書かれていたので

少し長くなりますが引用しますね。

アンドリューは瞑想がとても苦手でした。51歳、電気系エンジニアの彼は、瞑想というのは雑念をすべて取り払って、頭を空っぽにすることだと思い込んでいました。でも、意識を呼吸に集中しようとしても、つい他のことを考えてしまいます。なかなか思うようにうまくいかないので、もうこんな練習はやめにしようかと思い始めました。呼吸だけに意識を集中できないので、時間のムダだと思ったのです。

瞑想を始めたばかりの人はよく誤解するのですが、じつは、瞑想が下手なほうが、練習の成果は上がります。私はアンドリューに(そして、瞑想がうまくできなくて困っていた他の受講生たちにも)ひとつアドバイスをしました。それは、瞑想のあいだにどれだけ意識を集中しているかだけでなく、一日の他の時間において、自分の集中力や選択にどのような影響が出ているかにも注目してみてほしい、ということです。

すると、アンドリューは、たとえ瞑想のあいだに気が散っていたとしても、瞑想をした日は、しなかった日に比べて、集中力が高まっていることに気づきました。
また、瞑想のあいだにやっていることは、まさにふだんの生活においてやらなければならないことと同じだと気づいたのです。つまり、目標から遠ざかりそうになっている自分を目標のほうへ引き戻すという作業です。

この瞑想の練習は彼にとってもさまざまな場面で効果を発揮しました。たとえば、お昼に塩分の高いものや揚げ物を注文しそうになっても、ふと思いとどまって、もっとヘルシーなものを注文しました。相手に皮肉のひとつを言ってやりたくなったときも、ひと呼吸おいて口をつぐむことができました。仕事中どうもだらけているのに気づいたときには、気合を入れ直すことができました。

このように自己コントロールとは、それこそ一日じゅう、目標からかけ離れている自分に気づき、ふたたび目標へ向かって軌道修正するプロセスなのです。

『スタンフォードの自分を変える教室』(Amazon)

 

集中できなくても安心して挑戦してみてください。

瞑想をした日としなかった日で何か違いが現れるかどうか

ぜひご自分を観察してみてください。

効果を感じたらぜひ続けてみてくださいね。

 

次は食事のお話へ続きます。

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