セルフカウンセリングと脳について

 

<前の記事 Web講座「Day.6 内面に意識を向ける」

脳のはなし

脳の専門家ではないので詳しい話はできませんが、脳の働きを簡単に知っておくことでこころについての理解がぐっと深まります。これからお伝えするセルフカウンセリングで扱う部分の脳の話を少しだけ。

脳には大きく分けて大脳新皮質、大脳辺縁系、脳幹という部分があります。

脳の外側から順番に

大脳新皮質:理性的な思考

大脳辺縁系:感情、情動を感じる

脳幹:生命維持

を司っているそうです。

脳は連携して働いているので明確な線引きは難しいと思いますが、、考え事をしているときは新皮質、感情や気持ちは辺縁系、命を支える判断は脳幹が主に行っていると考えるといいと思います。

「行動を変えたほうがいいとわかっていてもできない」

「頭では理解しているけど腑に落ちていない」

このように感じることはよくありますよね。

これは大脳新皮質(思考)ではGOサインができているけれど、大脳辺縁系(感情)もしくは脳幹(生命維持)でストップサインが出ているということになります。

何か悩みがあるときに頭でばかり考えていても答えにたどりつくことが難しいのはこのためで、感情やからだの体感に意識を向けることが問題解決の糸口のひとつであるとわたしは感じています。

 

辺縁系からGOサインをもらうには

① からだの感覚・感情に意識を向けてそこを変えていく

② 香りを使って変化させる

他にも方法はあると思いますが、わたしが体験してきたのがこの2つです。

ですので、次回からお伝えするセルフカウンセリングで何度も念を押すのは

「感じてください」というキーワード。

なぜなら、思考の新皮質から変化を起こそうと思ってもなかなか変わらないから!

だから、意識を向けるのは辺縁系です!ここをおさえて次の記事へ進んでください(^^)/

 

次の記事 「Day.8 セルフカウンセリングで過去の感情を解放する

 

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