「その生きづらさ、発達性トラウマ?-ポリヴェーガル理論で考える解放のヒント」著者 花丘ちぐさ(Amazon)

 

「その生きづらさ、発達性トラウマ?」という花丘ちぐささんの著書を読みました。

ごく一般的な家庭に育って、幼少期・成長過程でひどい虐待などを受けた記憶は特にないけれど、なぜか大人になってから人間関係がうまくいかない、自己肯定感が低い、人前での緊張感や人の目が気になる、病院へ行っても改善されない心身の不調がある…など「生きづらさ」を抱えている方へ、それがもしかしたら幼い頃の親の影響が原因にあるかもしれませんよ?というアプローチの内容でした。

 

TREのセッションでも小出しにお伝えしているポリヴェーガル理論についてや、過去の出来事と同じような場面に遭遇すると、体が瞬時に過去と同じような反応をしてしまう理由など、身体のことを神経系から捉えるポイントがギュッと凝縮されて解説されていて、とてもわかりやすかったです。

 

実は、わたしもその「生きづらさ」を感じて生きてきた人間のひとりです。

以前はこんな感覚がありました。

・ひとりぼっちの感覚(孤独感)

・自分は卑しい人間だという感覚(自己否定感)

・自分の中に払しょくできない暗闇が20%くらいあるという感覚

・人と接するときに見えない透明な壁があるような感覚

・誰かに批判されるのではないかと感じてしまう

・周りは敵だという感覚

・子どもの頃の嫌な記憶がふとした瞬間、頭に浮かんでくる

・自分の存在が消えてなくなってしまえばいいのにと感じる

・人から責められたり、認めてもらえないようなことを言われると怒りが出てくる

 

もちろん、このような感覚100%で生きてきたわけではありません。

楽しいこともたくさん体験して、好きなように遊んで、友達とワイワイはしゃいで、そんな時間もたくさん経験してきました。

でも、疲れがたまってきたり、ストレスを感じる環境、過去の出来事とリンクするような出来事のときにこのような感覚が体からワ~と湧いてくるんですね。

 

自分でもどうしたらいいかわからない、特に感情のコントロールができなくなるときは、もうこんなしょうもない人間でどうしようもないと、怒って泣いてを繰り返していました。

 

でも、TREと出会い、ポリヴェーガル理論を知ったとき、

「<わたし>が悪いわけじゃないかったんだ、<神経系>が反応していただけなんだ」

と衝撃的な安堵をしたことを覚えています。それまで、自分のことを責めまくっていましたからね。

 

「生きづらさ」を感じている方の中には、自分はダメだ、悪いんだと感じている人も多いのではないかと思います。もがいても、もがいても光が見えてこない感覚、あれこれ試して努力しても、結局変わっていかない感情や思考の反応、行動。

 

でも、もしそれが過去に身体に記憶されたものに原因があるとすれば、それはあなたが悪いのではなく、ただ単に身体の自己防衛反応なのです。ネガティブに感じられる体と心の反応も実は素晴らしい働きをしてるということなんですね。そして、からだが自己防衛体制をとらなくても大丈夫だ、リラックスしても安全だ。と切り替えが起きてくると、もうそのことに悩まされることはなくなっていきます。

 

上にあげた以前感じていたのわたしの感覚、TREやセルフカウンセリング、瞑想などで心身を整えることを続けたことで、まったく感じなくなったものが8割。残りの2割に関しては、頻度が減って、感じたとしてもとても軽くて済んでいます。そして、その感覚があがってくる度に、そこに隠れているさらに奥の記憶や感情、身体感覚に意識を向けるようにしています。例えば、それは過去のすごく悲しかった記憶であったり、自分の非を認めたなかった記憶だったり…とにかく、「フタ」をしてしまってあった感覚なんだと思います。それをひとつひとつ昇華させています。

 

なんとなく「生きづらい」と感じている方は、身体のことを客観的に理解する助けになる本だと思います。まだポリヴェーガル理論に触れたことのない方に特におすすめです。

そして、そのような「解放」のお手伝いしているTREもよければ体験してみてくださいね。

 

 




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<セッションのご感想>

・身体がひとりでに動いてとても心地よかった

・こわばりのある体の部分が楽になった

・昔に大きなケガをした右膝に対する信頼感を感じることができた

・振動が通っていない身体の部分に意識を向けただけで体が動き始めて驚いた

・忘れていた昔の怖い・悲しいという感覚があったということを思い出した

・振動後に胸から口までの通りが良くなって呼吸がしやすくなった

・顔の緊張がゆるんだ

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