ティックナットハン「食べる瞑想」 素材の味

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この記事を書いた人

たじりなおこ

TRE(トラウマ&ストレス解放エクササイズ)で長年の悩みを解消できた経験から「TREをもっと広めたい!」という想いで活動中。2019年国際認定プロバイダー、2024年アドバンスプロバイダー取得。20代半ばからセラピストとして約7年間、解剖学に基づくメディカルマッサージ、フォーカシングをベースにしたカウンセリングを提供。2児の母。TREで健やかな毎日を♡ 
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みなさんは毎回の食事をどのように「食べて」いますか?

‐ 慌ただしく食べて終わり!

‐ おしゃべりをしながら楽しく!

‐ テレビを見ながらモグモグ

‐スマホや新聞を見ながら…
今回は、ティックナットハン師が教える「食べる瞑想」を参考に

書いてみたいと思います。

参考図書はこちら

ブッダの幸せの瞑想 (Amazon.co.jp)
瞑想・メディテーションというと、一般的には座禅を組んで

静かに取り組むというイメージが強いかもしれませんが、

日常のあらゆる場面で瞑想の実践は可能です。

瞑想で得られるものは「平穏な心」。

宗教的な意味合いではなく、単純にいつも穏やかで

平和な心の状態でいられたら幸せですよね。それが一番の目的です。

(もちろん個人差はあると思いますが、

わたしの経験からは瞑想が習慣になると、

意識がクリアーになってくるのでシンクロニシティが

起こりやすかったり自分の行くべき方向が見えやすくなったり、

おもしろいこともたくさん起こります。)

「食べる瞑想」のやり方(『ブッダの幸せの瞑想』参考)

①新聞や本は横に置きます。テレビやラジオも消しましょう
(心地の良い静かなBGMはOK!)

②テーブルについている全員とアイコンタクトをとって微笑みましょう

③目の前の食べ物を見つめてみましょう
どの食べ物にも地球と宇宙のいのちが含まれています

④その食材を育ててくれた農家や漁師の方々を思い浮かべてみましょう

⑤それを調理してくれた人を思い浮かべてみましょう

⑥感謝していただきましょう

⑦一口ひとくち味わって、素材の食感や香り、
味に意識を向けてみましょう

⑧食べ終わったら、お腹が満たされたことを確認して感謝しましょう

すべてのステップを踏まなくてもOKです!

目の前の食べ物をよ~く観察してください。

その材料はどこから来たもの?

と思いを巡らせるだけでも、不思議な気持ちになってくると思います!

この前わたしが、あ!!と思ったことは、同じ「甘い」食べ物でも

意識をむけて食べ比べてみるとその素材のユニークさが見えてきます。

まずは

☆玄米おかゆパン

玄米おかゆパン

中島デコさんのマクロビレシピでつくりました。

材料は玄米おかゆ、小麦粉、塩。

とてもシンプルな材料なので、素材の味がそのまま出ます。

玄米を1~2時間かけておかゆにしてあるので、

お米の甘さが引き立ちます。

プチプチした食感も玄米ならではでお口の中が楽しい!

次は

☆さつまいものリンゴ煮

さつま芋リンゴ煮

こちらは、オリジナル適当レシピ。

さつま芋とリンゴをレモン汁&ストレートぶどうジュースで

煮込みました。

さつま芋(イモ類)の甘さと、リンゴ(果物)の甘さの違いが

引き立ちます。

もちろん食感も違いますね。わたしはお芋のポクポク感が好きです。

そして最後は

☆甘酒クッキー

甘酒クッキー

つぶつぶ ゆみこさんのレシピをアレンジしてつくりました。

材料は甘酒、小麦粉、レーズン、ナッツ。

この甘さは、お米が麹で発酵したときにできる甘さ。

穀物そのものの甘さよりも

ぐんっと甘さがUPしています。でも白砂糖と比べるとかなり柔らかい。

スーパーに行くとたくさんの果物が並んでいるので

フルーツの甘さ比べをやっても面白いですね。

やっぱり、木になったまま熟したものと、その前に収穫してスーパー

に並ぶものでも違います。

みなさんもぜひ目の前の「食べ物」をよ~く見て、味わって、

その裏側に隠されている物語を見つけてみてください。

*レシピの参考図書はこちら
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