TRE 緊張解放エクササイズは知っているだけでもいい


この記事を書いた人

たじりなおこ

TRE(トラウマ&ストレス解放エクササイズ)で長年の悩みを解消できた経験から「TREをもっと広めたい!」という想いで活動中。2019年国際認定プロバイダー、2024年アドバンスプロバイダー取得。20代半ばからセラピストとして約7年間、解剖学に基づくメディカルマッサージ、フォーカシングをベースにしたカウンセリングを提供。2児の母。TREで健やかな毎日を♡ 
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心臓バクバク、手足ジンジン

先日、また我が家でハプニングが起きました(「また」というのは→こちらの記事)。

2歳の娘が凍らせたゼリーを喉につまらせてしまうという…(汗)

初めはスプーンですくって小さくあげていたのですが、柔らかかったので自分でもできるかなと思って本人に渡してしまったのが間違いのはじまり。うまくスプーンですくえず、そのまま口にガブリと入れてしまったのです。

「あー!」と思ったのもつかの間、ちょうど口いっぱいの大きさだったので、のどにはまってしまったようで背中をたたいて出そうとしたのですがダメ。

あれこれ慌てながら、最終的には頭を逆さにして出しました。正直めっちゃ焦りました!大事に至らず本当によかったのですが、やはり気を抜いたらいけないと痛感した出来事でした。

 


ShabinhによるPixabayからの画像

 

で、この非日常的なハプニングのときって、交感神経がググーっと優位になるにもかかわらず、冷静に対応しないといけない場面だと、やはり体の中のエネルギーが外に出づらいと感じたのです。出来事は終わったのに、まだ心臓がバクバクしてて、手足がジンジンして、気持ちがアワワワしている感じです。

少し時間が経てば落ち着いてくるものですが、この感覚のときにTREを使うと早くこの感覚を解放することができますし、地に足をつけることができます。

わたしはもう立っても座っても自由にTREの振動を出せるので、手を少しプルプル~と振るわせるだけでもワーッとなった感覚を少し振り払うことができました。

 

TREのやり方を知っているだけでもいい

TREのセッションを受けに来るかたには常々「TREは細く長く続けることが大切です!」とお伝えしているのですが、これは長期的な変化を求めるにはやはり継続が大事だから。5年続けていていても新しい発見や変化を感じることができます。でも、TREで神経系を整える必要がない人もたくさんいるんですね。ただし、どんな人にもハプニングは起こり得る。なので今日はあえて「TREはやり方を知っているだけでもいい!」とお伝えしたいと思います。

 

TREの体を回復させる振動の作用は動物の本能に近いです。なので、老若男女問わず、体が動かせれば誰でも使えるということ。非日常のハプニングが起きたとき、慌てふためいた体を素早く回復に向かわせる助けをしてくれるTREがもっと多くの人に届くようになるといいなと思っています。ぜひ一度、体験しにいらしてくださいね。オンラインでもお待ちしています!

 

 

 

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