TREトレーニング「プレゼンスを深める」in北海道へ


この記事を書いた人

たじりなおこ

TRE(トラウマ&ストレス解放エクササイズ)で長年の悩みを解消できた経験から「TREをもっと広めたい!」という想いで活動中。2019年国際認定プロバイダー、2024年アドバンスプロバイダー取得。20代半ばからセラピストとして約7年間、解剖学に基づくメディカルマッサージ、フォーカシングをベースにしたカウンセリングを提供。2児の母。TREで健やかな毎日を♡ 
▶プロフィール詳細


TRE(トラウマ緊張解放エクササイズ)のプロバイダー&研修生向けのトレーニングに参加してきました。

はるばる北海道まで!大きな自然に囲まれた中でのトレーニングも格別です。

 

今回のメインテーマはプロバイダーとしての「プレゼンスを深める」

プレゼンスって何?と思われる方も多いと思いますが日本語にすると存在そのものという感じでしょうか。

この「存在」というのは当たり前のようで、よく感じてみるとバラバラだったりします。

例えば、頭の中の考えがグルグルしていて身体感覚がおろそかになっていたり、感情に飲み込まれて冷静に考えられなかったり、体の痛みだけにとらわれてしまったり…。

この体を通して様々に体験されるものを意識的に包み込み観察していると、わたしの場合はちょうど丹田(おへその下あたりのお腹)あたりから落ち着いた感覚が湧いてきて広がっていくのを感じます。この感覚と共にいると身体に起きていることを静かに観察することができて一般的にいうグラウンディング、地に足がついた状態へ落ち着きます。

簡単にいうとプレゼンスというのはこの地に足がついた状態で、内面と外の世界で起きている出来事に揺さぶられないコアの部分、しかも全体という感じでしょうか。(わたしの表現力で言葉にするのは限界を感じます。笑)

 

とにかくわたし自身もこのトレーニングに参加して初めてこの言葉を身体感覚にやっと落とし込めて、「ああ、こういう感じか!」というのをつかむことができました。

 

TREの振動中、クライアントの身体は通常よりも開いた状態になっているので周囲の状態の影響を受けやすくなります。クライアントの思考や感情よりも先に神経系がこの場所は安全なところか、近くにいる人は安心できる人かということを感じとっているので環境やプロバイダーの存在によって適切なセッションになるかどうかが左右されるのです。

だから、プロバイダーの存在そのものが大切になってくるということなのですね。

 

このトレーニングのおかげで、セッションの質がぐんと上がったことが実感できました。もちろんまだ課題は多いのですがこの一歩はとても大きいと感じます(^^) TREトレーナーの可児さえさん、仲間たち感謝です♪

 

「成長しちゃいました」甘栗 (笑) トレーナーからのプレゼント

 

プロバイダー認定へ向けてグループセッションの課題を行っています。

体験モニターを募集していますのでご興味ある方はぜひご協力いただけると嬉しいです。

詳細はこちらへ

 

目次