青空に浮かんだ雲をぼーっと眺める からだにとって何になる?


この記事を書いた人

たじりなおこ

TRE(トラウマ&ストレス解放エクササイズ)で長年の悩みを解消できた経験から「TREをもっと広めたい!」という想いで活動中。2019年国際認定プロバイダー、2024年アドバンスプロバイダー取得。20代半ばからセラピストとして約7年間、解剖学に基づくメディカルマッサージ、フォーカシングをベースにしたカウンセリングを提供。2児の母。TREで健やかな毎日を♡ 
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今年の夏も暑い日が続いています。

昨日の天気予報は最高気温が39℃。あっついな~!こんな日はプールだ!

ということで息子と甥っ子たちにプールの準備をして、水遊びをしてもらいました。

もう3人とも小学生だし、スイミングスクールにも通っているし、ずーっとそばで見守る必要もありません。

何より暑すぎて、日陰であっても外にずっといるのはキビシイ暑さ。

ちょこちょこ顔を出して子どもたちの様子を見ながら、家のことを少しやって。

そろそろ、終わりにしようかな~、まだ遊びたそうだな~なんて手持無沙汰の時間。

ふと、玄関から見えた青空ともくもく雲。

夏の青空、台風一過の空に浮かぶ雲…。

頭の中のおしゃべりが一瞬 静かになって、穏やかな体感覚。空と自分が、一体になったような。気持ちいいな。

こんな風に、本当に空をぼーっと眺めるだけの時間をもったのはいつぶりでしょう

一人旅をして、ケータイの電波もない森の中の静かな宿のウッドデッキに寝転んで、ただ空を眺めたあの日と同じ。

聞こえてくるのは近くの川のせせらぎと、鳥のさえずり。

ここは、子どもたちのはしゃぎ声が聞こえる日常の玄関先だけど

そんな非日常の旅先の心地よい感覚が体の中を通り過ぎていきました。

ただ、今ここ。穏やかな平和な感覚。

あ、いつでもこの感覚を感じることができるんだな。

必要なのは、時間が少しでもあれば手が伸びてしまうスマホに触らないこと。

自然のありのままの姿をからだで感じること。

そんなことを感じた夏の午後でした。

この「ぼーっ」とすること。この間、からだは最高の休息モードになるので、ストレスにさらされた神経系や脳を回復させる時間になるそうです。

ちょっと疲れたときに、ひとりになりたいなと感じるのは、からだが休息&回復を求めているサイン。

ぼーっとしようと思っても思考が動き続けていろいろなことを考えていたり、結局なにかしてしまったり。

「なにもしない」って意外と難しいものですが、何気なく見てしまうテレビやスマホなどから思い切って距離を置いて、からだひとつで自然に触れる時間をつくると、自然が助けてくれるような気がします。

よければやってみてくださいね。

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